夏の時期ほど、体温の下がりすぎに注意
健康に暮らしていく上で、体温というのはとても重要です。人間の体は、36.5℃~37℃の間で、一番よく働くようになっています。例えば、体温が1℃下がると、免疫力は30%低下し、基礎代謝も12%低下、ガン細胞も繁殖しやすくなるなど、悪いことだらけです。
日常生活の中で、食事の内容や、ストレスなど、体を冷やす原因となることを見直し、体温を維持するようにすることが大切です。
とくに注意しておきたいのが、夏です。まず、暑さと水分不足により、冷たい飲み物を口にしがちになります。量や回数が増えると、体が冷えてしまい免疫力が落ちてしまうのです。冷たいものを飲むときには、口の中で少し温めてから飲むのが良いでしょう。
水分の取り過ぎも注意です。胃の中に溜まった水分で、胃酸が薄まってしまいます。胃酸は、細菌などから胃を守る働きもあるため、免疫力の低下に繋がります。
一方、冷房による冷えすぎも要注意です。冷房の風を直に浴びたりせず、適度に汗をかくくらいの温度で過ごしましょう。冷房で冷えた室内と、外との温度差により自律神経をみだすことにもなりますので、控えめの空調が良いでしょう。